デンドロビューム |
洋ランQ&A(デンドロビューム)のページ |
| ようこそ、洋ランQ&A”デンドロビューム”のページへ ◆ラン科デンドロビューム属(ノビル系) デンドロビュームは、ノビル系とデンファレ系、フォルモースム系や デンシフロールム系などに分けられます。 ノビル系は、品種改良された園芸種のことです。 洋ランの中ではシンビジュームに次いで一般に普及しています。 現在は、花径が10pもある大きな花を直立する茎の各節から 2〜3輪ずつつけ、前面に揃い咲く豪華なものも登場しています。 こちらでは、シンビジュームを楽しむときに必ず出会う失敗や疑問の数々に Q&Aのスタイルで解説したいと思います。 ご参考になれば幸いです。 |
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| Q、花芽がつかず花が咲かない?(新芽が出るのが遅れ成長期間が不足した場合) A、原因 花が咲かない株の大多数は新しいバルブ(茎)はちゃんと出ているのに、いずれもひ弱で 細く草丈も前年開花したバルブに比べはるかに低いことが多いようです。 つまり、バルブが花を咲かせるだけの大きさに育っていません。 肥料や水やりなどの栽培条件が不適切だったときのほか、バルブの成長期間が 不足したときにも起こります。 ラン科植物は多年性で、春から夏にかけて伸長し、秋までの間に成長を完成します。 それから、花芽を作り翌年の春に花を咲かせ、開花の終了とともに新芽が再び前年伸びた バルブの基部に出来ます。 新芽が出るのが遅れると、その分、成長期間が不足し、バルブは花を咲かせるだけの 大きさに育たなくなります。 ☆対策 翌年、花を咲かせるだけの大きなバルブに育てるには今年の開花を早めてやります。 冬の栽培温度を最低10℃を保つと、開花が早まり、新芽の発生が早くなります。 Q、花芽がつかず花が咲かない?(葉や花を落としたバルブを切り捨てた場合) A、原因 葉を落とし、その度バルブを切り取っていたのでは、いつまでも花を楽しむことは出来ません。 デンドロビュームは、落葉したバルブに花をつけます。花が咲き終わったバルブも、 新しいバルブに栄養を与える重要な役割をもっています。 ☆対策 バルブは花が咲き終わっても2年ほどはそのまま残します。 咲き終わった花は花茎だけを元から取り除きます。 開花後3年以上たったバルブで、しおれて細くなり、褐色に変わったものだけを切り取ります。 Q、つぼみが黄色くなって落ちる?(夜間の温度が低い場所に置いた場合) A、原因 バルブの節の部分に花芽がつき、成長してつぼみになったが、それ以上大きくならず、 黄色く変色して落ちてしまうことがあります。 これは、温度が考えられます。 つぼみが大きくなる頃、株は成長を休止しています。つぼみの成長には適当な温度が必要で、 温度が不足するとつぼみは大きくなれません。 また、日中の温度が上がりすぎると蒸れてつぼみが、黄色く枯れてきます。 ☆対策 最低温度は10℃を確保し、昼間も25℃を上回らないようにします。 また、暖房機器からの暖かい風が直接当たらないよう置き場にも注意しましょう。 冬越しに小さなワーディアンケース使用の場合、内部は昼間、意外に高温になります。 温度に合わせ午前中窓を開けたり、換気扇を回したりする必要があります。 Q、つぼみが黄色くなって落ちる?(湿度が不足してつぼみが枯れた場合) A、原因 湿度の不足でつぼみが枯れてくることがあります、暖房などで室内の温度を保っている場合は 乾燥して湿度が低下することがあります。 ☆対策 空中温度は60〜70%を保ってやります。1日に数回、葉に霧水をかけます。 また、栽培場所は適当に通風をしましょう。 但し、冬の最中は、良い天気でも冷たい空気に触れさせるのは避けます。 つぼみが見えてきた際、急に置き場を変えるとつぼみの成長が止まることがあります。 場所の移動は花が咲き始めてからにしましょう。 Q、花は咲いたが花もちが悪い? A、原因 一度花が咲くと、少なくとも1ヶ月以上、花が楽しめるのが洋ランの魅力です。 ところが、思いがけず早くしおれることがあります。 理由としては、置き場の温度が高すぎたり、低すぎたりすることが考えられます。 また、室内の空気の乾燥のしすぎも花が早くしおれたり落ちたりする原因となります。 ☆対策 昼間の最高温度は25℃以下に抑え夜間の最低温度は10〜15℃に保ちます。 昼間は室内の窓辺などで日光に当て、夜は寝室など暖かい場所へ移動しましょう。 また、こまめに霧吹きを使って葉水をし、開花時には花に触れて花粉を、 落とさないよう注意しましょう。 Q、葉に黒点ができた? A、原因 夏の強いひざしのもとで、遮光ネットなしに育てると葉に日焼けを起こす原因になります。 葉の一部が茶色に変色し、やがて大きな黒い楕円に変わるのが特徴です。 冬でも小さなワーディアンケースの中で育てていると、高温となり、 日焼けを起こすことがあります。 直径5〜10oくらいの丸い黒点が葉に発生し、放置していると大きくなり、 全体に広がるようであれば、黒点病だと考えられます。 病気が進行すると葉が落ちることがあります。これは低温多湿で育てている場合や、 秋の長雨後に多く見られます。 原因は通風が足りず株が蒸れることで起きます。 ☆対策 日焼けを防ぐには夏は30%の遮光ネットを張ってその下で育てます。 葉の黒くなった部分はハサミで切り取ります。 黒点病の場合、ベンレート水和剤やサプロール水和剤の1000倍液を散布し、 病気の進行を止めます。 以後は株の間をあけ、棚上に置くなどして風通しをよくします。
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