カサゴ釣り

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カサゴ釣り


カサゴ釣りは、岩礁帯やテトラなどで一年中楽しめるとても手軽な釣りです。

DSCF0042(1)1.jpgカサゴ(あらかぶ)は、北海道南部以南の日本全国に分布しており、浅場から深場まで幅広い深さの岩礁帯に生息し、警戒心があまり強くないので、初心者にも簡単に釣れます。

また、カサゴ釣りは技術を必要としない釣りなので簡単に楽しめます。  大きさは10~30cm程度のサイズが多く、日中は岩礁やブロック、捨石のすき間などに潜んでいますが夜になるとエサを求めて活発に動き回ります。

しかし日中に釣れないわけではなく、貪欲であるためエサを目の前に落としてやればすぐに食いついてきます。
食味は非常によく、刺身、煮魚、空揚げ、塩焼き、味噌汁、干物など色んな料理で美味しく食することが出来ます。

■カサゴ釣りの時期

●カサゴ釣りは、5~11月頃がシーズンですが、釣果はやや落ちますが一年中釣れます。 また、日本各地どこでも釣れます。

■カサゴ釣りの特徴

●カサゴは海底の岩礁や防波堤のや消波ブロックなどの隙間に潜む夜行性の魚です。

■カサゴの釣り方

●カサゴ釣りのポイント、消波ブロック(テトラポット)や防波堤の隙間を狙う穴釣りや少し離れた場所には投げ込み釣りなどで釣ります。 根掛かりが多いところではハリを1本にした方がよいでしょう。

■カサゴ釣りのエサ

●キビナゴ・イワシ・アジの切り身、青虫、イソメやイカの足などを切ったものです。

■カサゴ釣りの道具と仕掛け

●サオは4m前後。 投げザオの25号くらい。 ミチイトは6号。  ハリスは4号。  
オモリは15号~25号。

kasago02.jpg☆カサゴ釣りは少し重めの仕掛けで底を釣る。

カサゴ釣りのコツとしてカサゴは低層(海底)に居るので、少し重めのオモリで底を取りながら釣る事が釣果を上げるコツです。 
だいたい底から30センチ以内ぐらいを狙います。

オモリは、1/8(3.5g)以下で釣るようにしましょう。それ以上では根がかりが極端に増えますよ。
投入のコツは、のべ竿のように真上から落として、真上に引き上げる事が出来ないルアー釣りでは、カーブフォールで落とす事を心掛けましょう。
全くのフリーで落としてしまうと、一発で根がかりすることも多く、短いルアーロッドの場合、斜めに引く形になるので岩などに食い込みやすくなります。

軽い仕掛けほど根がかりは減るので、そのポイントの水深にあったオモリの中で、なるべく軽いのを使うのがコツです!
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☆カサゴ釣りははロッドをうまく使う
カサゴを釣る最大のコツは底を取る事、言葉で言うと簡単だけど、実はコツがあるのです。 根魚の場合にはリールで巻くと底を取りにくくなります。

ロッドでルアーを引き寄せるように釣るのがよいでしょう。ロッドで引き寄せた糸をリールで巻き取り、また、ロッドで引き寄せる感じです。

その時にロッドの先端にコツコツと当たれば、底付近をルアーが当たっていると言う事です。

☆歩いて釣り場ポイントを探りましょう。
カサゴは縄張りをもっていて、そこの主が居なくなるとまた違うのが主になるようです。
テトラポットや石積みでも、よく釣れるポイントは、散々に釣りまくっても数日後には、またそこで、よく釣れるなんて事が良くありますが、同じポイントに別のカサゴが、また居つくと考えたほうが自然です。

カサゴの場合は、ある程度、同じポイントで釣ったら移動して別のポイントで釣るのが良いみたいです。
夕暮れ時に一番のポイントで時間を待つのはいいですが、決して回遊とかを待たないように…。 カサゴはあまり回遊はしないみたいです。

☆カサゴは止めて食わせる。
ゆっくりと巻いては止めて、また巻いては止めて、絶えず底を探りながら、根がかりしないように注意して探り続ける。 そんな釣りがカサゴ釣りです。

カサゴの場合は止めている時の方が食ってきます。

☆穴に仕掛けを落として釣る。
石積みの小さな隙間。海水が干上がっていなければそんな中にカサゴは潜んでいます。
そんな中に仕掛けをそっと落としてみましょう。底まで落とすとひっかかりますので、少しずつ落としては止め、また少し落とす、それを繰り返しながら釣りましょう。

これは昼間でも釣れる事が多く、場所さえよければ意外と数が釣れたりします。

■カサゴ釣りの絶好の場所としては!!

DSCF0038(1).JPG◇石積みから底まで水位がある。
◇石積みがビッシリと詰まった感じ!
◇普段は海水に沈む石積み!

上記のような状態であれば、是非ためしてみる価値があります。小さくても奥に深いような穴に落とすのがコツです。

☆防波堤でのカサゴ釣り
初心者ほど釣るとなると遠くに投げたがりますが、カサゴの場合、一番のポイントは、実は足元にあります。

何も変化もない垂直な防波堤(護岸)でも、カキがついてたり海草がはえたりしています。
そんな中に張り付くようにしてカサゴはいますので、探ってみましょう。

釣り方もとても簡単です。 餌を付けた道糸を垂らすだけ。コツは、防波堤(護岸)ギリギリを釣るようにします。
また、テトラポットの隙間なども狙い目です。(但し、テトラポットは滑るので十分注意が必要です)
ある程度の水深を調べたら、縦に探ります。海底から少し上げては止めて… 縦に探っては横に歩き、また縦に探るのが基本! 割と足元にビックリするような大物が居たりしますので期待して探りまくりましょう。
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☆カサゴ(あらかぶ)をテトラで釣る場合のポイント!!
1).テトラでカサゴ釣りをする場合、最初テトラが満潮時にどのくらいまで浸かるかを確認しておきましょう。 なぜかというと大潮か中潮でなるべく引き潮の時をねらいます。
引き潮が始まって少ししてから釣りを始めましょう。

2).カサゴ釣りの次のポイントは風です。 
テトラに向かい風が吹く時がポイントです。
なぜかというとカサゴの餌になる小魚が風の当たる場所に集まって来るのです。
その餌をカサゴは待っているというわけです。

3).テトラでカサゴ釣りをする場合はテトラにかかる日光を遮らないようにしましょう。
なぜかというとカサゴが人の影に気づき警戒するためです。
日光が当たっている所と日陰になる所がありますがその境目がポイントです。

4).カサゴ釣りのポイントは水深
カサゴ釣りをする場合は底までの水深は浅くとも1メートルは必要です。
日陰になる所で穴が小さく根前から見えにくいが沖から見たら見える穴をねらいましょう。 その際には足場には十分気をつけましょう。

カサゴが一度釣れた場所は覚えておくと、再度いけばまた釣れます。

カサゴは餌の集まる居心地のいい場所をすみかとしますので一度釣ったら別のカサゴが入ってきて再度釣れる可能性大です。

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カサゴは魚市場では年間を通して入荷するがとても高価な魚で、生息域は北海道南部以南から東シナ海に生息します。
カサゴは卵胎生で10月~11月頃に交尾し、卵の成熟を待って受精します。
体内で孵化した仔魚は11月~4月頃の間に体外に産出されます。
浅い磯周辺や港周辺など岩の窪みやテトラの隙間などで良く釣れます。
大きさは約25センチ前後まで成長します。
瀬戸内海周辺では「目張(メバル)」。標準名のメバルと区別しないで扱われています。
島根県では「ぼっこ」、「ぼこ」、「ぼっか」。

九州方面では「あらかぶ」、「がぶ」、「がしら」、「かず」、と呼ばれています。
九州での釣り方としては浅い磯でイカ・サバ・キビナの切り身を餌に竿を上げ下げさせていると食いついてきます。
10センチ~30センチの魚釣りであるが、根掛かりに苦心しながらのせわしない釣りでもあります。

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